お子様に3カ国語を教える価値がある理由

言語の発達、知覚力、および意思・行動のコントロールの関係性の調査によれば、複数の言語を話せる場合、1つの言語しか話さない場合と比較して、高い認知能力を示す、ということがわかっています。これらの研究が示すのは、3カ国語教育が、知能の発達に有益な影響を持つ、ということです。

International Trilingual School of Warsawの3カ国語の環境において得ることができる、5つの利点を、下記でご紹介します。

1. より優れた言語的発達

幼い時期から第2・第3言語に触れることで、後から学ぶ場合に比べ、言語を早く、そして容易に学ぶことができます。「スポンジのように吸収する」という表現を、聞かれたことがおありでしょうか?この言い回しは、外国語を学習する過程をユニークなかたちで描写しています。子どもの脳は常に、外国語を聞いて学ぶので、素早く、そして容易に言葉の流暢さを手に入れます。さらに 大抵の場合、外国語訛りがありません。生まれた時から外国語を学習させる一番簡単な方法は、乳児の時に3つの言語を教えることです。幼児は、生まれながらに音を真似て復唱することができ、後から再び流暢さを身に着けることは、不可能になります。ですので、一番良いのは、生まれた時から数ある言語から3つの言語を学習させることであり、それにより、聞いたことを再現することができるようになります。

2. 認知力に対する恩恵

調査によれば、言語を学習することは、言語能力よりも、認知力が関係しています 。第2および第3言語を学習することで認知力が受ける恩恵は、以下の通りです。

• より高い課題および問題解決力
• より高い批評的思考力
• より高い創造性
• より高い精神的柔軟性
• より高い記憶力
• より高いマルチタスク力
• 「物体恒常性(constancy of objects) 」概念の早期発達
• 3カ国語教育は、より高い識字力の発達に役立つ、ということが証明されています
• 抽象的思考：新しい言語を学習するには、数学や音楽の学習と同じ思考回路を使用する必要があり、これらの発達を促す、ということが証明されています(多言語を話す場合は大抵、これら2つの科目をたやすく学習します)。

3. より高い学業成績

認知力への恩恵について述べましたが、それに付け加え、第2および第3言語を勉強されることは、より高い学業成績を収めることにも役立ちます。3カ国語を話す子どもは 、批評的思考、問題解決、および精神柔軟性といった、特徴やおよび能力を発達させる、ということが証明されており、学習する上で、より高い結果を収めます。将来、さらに多くの言語を学習したい場合、課題を行うことも容易になります。音、アクセント、語順、抑揚、イントネーション、および文法の構造を習得することが、さらに容易になるのです。スペイン語およびフランス語に似た語源を持つ言語は、語彙が似ているため、素早く学習することが、さらに容易になるのです。

4. 高められる教養

親御様が保護者として、望んでおられるのは、お子様が行儀よく、学習を好きになって他の文化の価値を認め、社会の一員として成功を収めるように育ってほしい、ということです。お子様には、知識と個性で世の中を豊かにしていただきたいと、願っております。

第2および第3言語を学習することで、他の状況では閉じられた可能性の ドアを開かれます。2か国語および3カ国語を話す場合、それ以外の場合では得ることができない知識、人々、場所、そして物に触れます。外国語の知識により、労働市場で候補者は目立つことができ、他の文化への理解を深め、そしてそれらの価値を認めることができます。つまり、これらすべての要因により 、第2および第3の言語を自由に使える場合、人生を豊かにし、新しい体験を得るのです。

外国語の知識により、外国の環境においても、不安になることなく、自然な柔軟性を促して容易に環境に適応でき、自尊心を向上させることができます。

5. 社会の発展への参加

お子様には世界を変えてほしい、とお思いでしょうか？親御様なら必ず、お子様が、社会の発達に多大な貢献を行っている姿を、想像するでしょう。本校は、お子様の将来に、大きく期待と夢を持っています。それは単に、お子様 を誇りに思うためだけでなく、この世界と社会をより良くするためでもあります。多言語を話す場合は大抵、1つの言語しか話さない同僚よりも、高い解析力、社交力、および科学的技能を持っています。